特集の御紹介 |
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越後の蒲原平野を流れる阿賀野川の西岸にある集落・沢海(そうみ)──江戸中期、この地に農より身を起こし、明治・大正・昭和と代を重ね、越後随一の大地主となった豪農一家「伊藤家」がある。その豪壮な邸宅は、戦後初の私立博物館「北方文化博物館」として生まれ変わり、往時の面影を今に伝えている。歴代当主が蒐集した書画・骨董のほか、日本はもとより中国や朝鮮、エジプト、ギリシアにまで渡る幅広い美術工芸品の点数は約2000点、全所蔵品は6000点を優に上回る。
今回の特集では、登録有形文化財に指定されている邸宅と庭、茶室をはじめ、その膨大な所蔵品の一部を紹介します。 |
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雪村友梅(せっそんゆうばい)は鎌倉時代、長岡市に生まれた高僧。18歳にして中国(元)に渡り、数奇な運命に翻弄されながも中国で名声を得た。40歳で帰国後は、足利直義らの帰依を受け、建仁寺などの住持となった。当館は現在日本で2点しか確認されていない、友梅の真蹟の1つ(重要文化財)を所蔵する。
良寛は越後出雲崎に生まれた江戸時代の名僧。諸国行脚の後、48歳からは郷里の五合庵に閑居し、書と詩作に耽った。生涯寺を持たず、手毬などで子どもたちと遊び親しんだ。ここでは良寛が晩年に好んで書いた七言詩の一幅と、六曲一双の屏風を紹介する。当館と縁の深かった、新潟生まれの文人・會津八一(あいづやいち)の紹介ページもあります。 |
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中国唐代に作られた唐三彩の逸品や、宋・元・明歴代の焼物を紹介。
中国のほかにも、伊万里・織部・九谷など【日本のやきもの】、高麗青磁や李朝白磁など【朝鮮のやきもの】を紹介するページも。さらに仏像・仏画から南蛮屏風、エジプトのガラス壺、棟方志功の作品まで、多彩な数々の所蔵品の紹介ページもあります。 |
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