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『集』新刊52号は3月発売です。今回の特集は(1)会津魂と山本八重、(2)東北の鐵文化、(3)和力の逸品などです。(1)ではNHK大河ドラマで人気の山本八重が愛用したスペンサー銃など、幕末維新の洋式銃を取り上げました。(2)では日本刀の源流とされる蕨手刀や奥州刀を紹介し、東北の鐵文化と鬼伝説の関連などに迫ります。いつもどおり、北海道から九州まで、全国の古美術・骨董店様の珍しい商品も満載です!! 
編集だより 編集だより

特集の御紹介
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40号記念の「大英博物館」に続き、海外美術館シリーズ第2弾はニューヨークの美の殿堂「メトロポリタン美術館」を取り上げました。縄文土器から明治の金工界の巨匠・柴田是真の作品まで、時代ごとに様々なジャンルの多彩な優品の数々を取り上げ、日本の美術史を通覧しています。奈良時代の作とされる貴重な「蔵王権現立像」をはじめ、鎌倉時代の「天神縁起絵巻」、尾形光琳「八橋図屏風」など、国宝級の作品は必見です。どうぞご堪能ください。巻末にはメトロポリタン美術館による、英文解説も付けました。

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雪国越後の豪農の家を移築された、群馬県高崎市のA氏邸を取材させていただきました。20数年にわたり、こつこつと骨董店で求めた蔵戸などがうまく利用された「こだわり」満載のお宅です。床の間のある純和風の座敷の照明に西洋のシャンデリアを組み合わせたり、家の下全体を電気の床暖房にしたり、和と洋、古いものと新しいものが違和感なく溶け合っています。
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清らかな白磁にさわやかな藍色の文様が美しい染付の器。それは中国の元時代に景徳鎮(けいとくちん)で生み出されました。中国では藍色の華やかさから「青花(せいか)」と呼ばれています。景徳鎮はその昔、昌南(Changnan)といい、ヨーロッパではその音がなまってChina(チャイナ)となり、中国という国名を表すとともに、陶磁器の英語名ともなったといわれます。染付の技法は周辺アジアのベトナムや朝鮮、日本にももたらされ、地域色豊かな品物が生み出されました。東京国立博物館で7月から開催される展覧会「染付展」を取り上げ、白と藍のアジアの器を紹介しています。

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伊勢神宮では飛鳥時代から20年に一度、社を建て替え、ご神体を移す「式年遷宮」という儀式が延々と繰り替えされてきました。平成25年度はその62回目となり、今、着々と準備が進められています。その記念事業を一貫として7月から開催される展覧会「伊勢神宮と神々の美術」を紹介しています。世界に4作しか現存していない「伊勢参詣曼荼羅」や、日本各地の神宝をご覧ください。

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