中国美術の名宝と「書斎の美術」展 ※作品解説の中国語訳付 住友春翠による世界的に著名な青銅器コレクションや八大山人など中国の明末清初の遺民画家たちの傑作など、京都の泉屋博古館が誇る所蔵品の数々をご紹介。また、泉屋博古館の明清時代の文房具コレクションとともに、現在開催中の企画展「書斎の美術」展の情報も掲載し、中国の文人たちの暮らしぶりを偲びます。
宮川香山 眞葛ミュージアム 昨年10月に横浜にオープンした「宮川香山 眞葛ミュージアム」館長の山本博士氏による特別寄稿です。天保13年(1842)、京都に生まれた初代宮川香山は、29歳にして横浜に眞葛窯を構え、西洋への輸出向け陶磁器の製造を開始。超絶技巧の陶磁器は西洋の人々を驚嘆させました。高浮彫や釉下彩という技法を駆使した名作や、晩年のわび・さびの境地に至る名品を紹介しています。