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『集』新刊53号は発売中です。今回の特集は鉄砲の鑑定士で有名な澤田平さんの協力により、鉄砲進化史という内容で火縄銃から管打銃にかけてご紹介しております。是非一度ご覧になって下さい。また、北海道から九州まで、全国の古美術・骨董店様の珍しい商品も満載です!! 
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■2004/8/20(金) 退社します

いきなりだが、退社することになった。

この会社には約3年半世話になった。

私はあちこち引っ越しの多い人間だったので、
これほどの期間、一定の組織に属したのは、小学校以来だ。

というわけなので、
編集だよりは、毎日の更新はなくなると思う。

今までも毎日といいつつ、
毎日更新出来ていなかったのだが・・・。

退職するにあたり、
社員から餞別として
信楽のぐい呑みをもらった。

ちょっと赤めで
なかなか良いものだ。

これからはそれか、
自分の作ったやつをかわりばんこで、一杯やろうと思う。


■2004/8/19(木) 現在、新人を教育している。

現在、新人を教育している。

新人なので、当然出来ないことがほとんどだ。

それでも、入社当初の自分よりは、はるかに使える人材だと思う。

新人に教えているとき
私はいろいろなことをこの会社で勉強させてもらったな、と思う。

やりたくないな、と思う仕事も結構したが、
そういう仕事こそが今の自分の糧になっているような気がする。

例えば、本の未納者への電話請求や
広告の営業、品物の鑑定結果で贋物ですよ、と告げる仕事等々。

私にとってどれも嫌な仕事だったが、
今はそれらの仕事にも面白味を感じる。

ちょっぴりタフになったということか。

自分がしたくない仕事は他の人間もしたくないのだ。

そういう仕事をやってこそ、
成長というものがあるのかもしれない。


■2004/8/17(火) 会社と犬と庭掃除

私の勤め先は、犬を飼っている素敵な会社だ。

しかしその犬はよく脱走するのだ。

今日も脱走した犬を探すべく、町内を自転車で一周りしてきたところだ。

見つけた瞬間の、犬の表情がおかしい。

「あっ」

という表情をするのだ。

犬のくせに、実に人間的な態度なのだ。

その瞬間は、私も犬も動きが止まる。

あの瞬間は、なかなか緊張感がある。

この会社のもうひとついいところは、
庭が素敵だということだ。

石を敷き詰めた日本庭園風なのだ。

その庭を毎朝掃除するのが、
私の楽しみだ。

ピシっと掃除した庭は
その脱走癖のある犬に、五分で荒らされるのだ。

形あるものはいつかは、
壊れる運命にあると
犬に教えられる日々だ。


■2004/8/11(水) 日本刀

明日から盆休みなので、来週月曜まで編集だよりはお休みになります。

次回の『集』の特集は刀を予定しているが、
とてもむずかしい。

刀の本を読むと
その魅力が段々わかってくる。

日本刀は日本の誇る芸術品とうだけでなく、
武器としても海外で「サムライソード」と名を馳せている。

どうすごいかは、
特集を読んでいただきたいと思う。

しかし日本刀で斬られたら痛いだろうな。

そう想像すると
日本刀が武器ではなく芸術品として存在する
平和な時代に生まれて良かったな、と思う。



■2004/8/10(火) 昨日、埼玉・花園にある骨董の競り市場に行った。

昨日、埼玉・花園にある骨董の競り市場に行ってきた。

あたらしく出来た漫画本を売りに行ってきたのだ。

考えてみたら、今まで私は物を売ったことがない。

本を作るのはなかなか大変だが、
物を売るということは、もっと大変かもしれないと思った。

結局、知り合いの骨董屋さん等が協力してくれ
漫画本は売れた。

とても感謝すると同時に
貴重な体験が出来た。

皆さんどうもありがとうございました。

それから、いつも一緒に飲もうと誘ってくれる骨董屋さんがいるのだが、
その人の誘いを断るのが心苦しい。

とても飲みたいのだが、
いつも仕事がバタバタしており
本当にすみません。



■2004/8/6(金) 『骨董屋とうへんボク』が単行本になった。

古美術名品『集』で連載している漫画・『骨董屋とうへんボク』が
とうとう単行本になった。

来週に書店さんに並ぶと思う。

漫画ばかり読んでいた子供だったが、
まさか自分で漫画を作る仕事をするとは思わなんだ。

漫画の単行本の完成までには
みんなの協力が必要だ。

原作者・漫画家が担当者と打合わせをして作品を作る。

レイアウトなどの編集を行う。

バーコードも手配しなければならない。

印刷にまわし、
刷り上げられた紙を一冊一冊本にしてゆく。

帯には鑑定士の安岡路洋さんと北原照久さんに推薦文を書いてもらった。

それらのお金は
会社から出ている。

100冊ばかり
本の見本ができ上がって
今手元にあるのだが、それが届いたとき
私は紙に包まれた漫画を開けることが
出来なかった。

これは『集』という骨董の本を作っているときも同じだ。

入社したばかりの頃は
「出来た、出来た」と無邪気に見本を見ていたが
年々でき上がりが恐くなってきた。

まるで学生時代のテストが帰ってくる気分に似ている。

この前、漫画家に
スタッフ一同お礼を言われた。

改めて言われたので、
とても驚いた。

漫画を作って、お礼を言われる。

なかなかの体験だ。



■2004/8/4(水) インターネットと骨董

インターネットという現代の技術と
骨董という昔ながらの文化の接点で
この『集ネット』は成り立っている。

ハイテクとローテクだ。

残念なのは、
年配の方々は
比較的インターネットを利用している数が少ないことだ。

年配者の骨董ファンは多いので、
ぜひ『集ネット』を楽しんでもらいたいと
日頃思っている。

しかしコンピューターを購入して
操作を覚えて、インターネットを接続して等々
私でも結構面倒くさいと思う。

約一年前、
インターネットの商品追加の仕事がなれないときは、
ひとつの商品をのせるのに、数時間かかっていた。

今は写真と材料さえあれば、
30分くらいで更新出来る。

この編集だよりも
毎日更新している。

骨董も少しづつ勉強した。

入社以前は、骨董のことは何一つ知らなかったが、
今では、例えば九谷焼の歴史や、
初期伊万里と古伊万里の違いなどの話しが出来る。

なので、
年配の方も
だまされたと思ってインターネットを
観て欲しいと思うこの頃だ。


■2004/8/3(火) 女の人のおしゃべり

突然だが、
女の人のおしゃべりはすごい。

ず〜っとしゃべっている。

この前、読んだ本には、
女の人が一日に話す語と、相づちなどのコミュニケーションは
合計2万回と書いてあった。

一方、男は
7千回ということらしい。

このギャップが双方の誤解を生む。

男は女のことを
無駄なことをくっちゃべりやがって
と思っているし、
女は男のことを
言いたいことも言わず
ボーッとしてバカみたい
と思っている。

例えば
結婚している夫婦について考えてみる。

旦那は働いている間に、
7千回というコミュニケーションをこなしてしまうが、
家事にいそしんでいる女性は
昼間子供くらいしか話し相手がいないし、
2千回程度のコミュニケーションだという。

旦那が帰ってくると、
残り1万8千回のコミュニケーションをこなそうと、
しゃべりまくるというわけだ。

というわけで、
男は女はよくしゃべる、
と思うらしい。

だから男が
無口で、ボーッとしているようでも
ちゃんと理由があるのだ。



■2004/8/2(月) 品物がない


先日、骨董屋さんと話したのだが、
品物がない、ということを言っていた。

多くの骨董屋さんからこのような言葉を聞く。

でも中には肝の座った骨董屋さんもいて、
「今までが品物がありすぎたんだ。
昔はガラクタ扱ってたんだ。
昔に戻っただけだ。
別に俺はなんとも思ってない」

それでよく食べていってるな、
と思うくらいだ。

あまり知らない骨董屋だったのだが、
貯えがあるのか、
それとも副業があるのか、
あるいは、開き直っているだけなのか
分からないが、
そのわりきり方に感心した。

骨董屋にとって品物がないというのは、
例えば、
農家なら農作物が採れない、
漁師なら魚がとれない、
ガソリンスタンドならガソリンがない
というのと同じだ。

これからもっと骨董業界は厳しくなると見る
骨董屋さんも多い。

実に大変な世界だ。